二回目の面談と通級の先生との話。

2021年5月15日

今日は娘の入院先の病院での二回目の面談と息子の小学校の通級指導の先生との対話。

思春期病棟なので、前回も書いているが、面談の参加者は精神科の先生、臨床心理士、ソーシャルワーカー、病棟看護師、小学校の先生、院内学級の先生と私。最後に娘。と複数の関係者が集まる。

小学校の先生はリモートで参加。

まず、自己紹介からスタート。

各自終わると、精神科の先生から、現在の状況の説明。

落ち着いて過ごしているが、何故入院しているのかはっきり理解していないとのこと。確かにちゃんとした理由がないままだったからなぁと思う。

学校に行こうという気持ちはあるとのこと。

ただ、学校で何に困って行きづらくなったかは、よくわかっていないので、原因はわかっていないとのこと。

物事の見えないところを想像するのが苦手なので、自分がどうしていいかわからなくなるらしい。そこを具体的にどうすればいいかを選択肢を提示したりして、決められるようになるといいなとのお話。

次は病棟の看護師からの話。

一人部屋から二人部屋になり、共同のお風呂から部屋の中のユニットバスで入るようになったため、どうしていいかわからず、最初は入らなかったらしい。相部屋の人と話をして、どう使うかを言い出せなかったよう。看護師が入って、お風呂に入るタイミング等設定してくれたそう。また、洗い残しが目立ったので、指導したとのこと。ふーんって感じ。食事は普通に食べているらしい。睡眠もきちんととれているとのこと。

次は、臨床心理士からのお話。

学習の仕方と、病棟での友達付き合いについてみていたとのこと。友達に強い言葉で接することが多いが、大きなトラブルにはなっていない。

会話をするとピントがずれているところがあるが、今のところそれがキャラクターだと思っているとのこと。少人数だと大きな問題はないが、多人数になると合わせ方がまだ難しいようとのことだった。

続いて、院内学級の先生から。

真面目に取り組んでいる。

国語の物語、詩が苦手。漢字を書くのも苦手。タブレットでの学習に取り組み始めた。漢字のドリルを少しずつ始めた。少しずつ進んでいる。少しでも進むと喜んでいるとのこと。質問に対して、正しく答えられないことが多い。一つの問題で二つ解答を求められていても、一つ見落としや、途中で終わっていることが多いらしい。

算数は、学校に行ってないこともあり、習っていないことはわからないが、教えるとできる。計算は正確とのこと。

こだわりがあり、一本の鉛筆をずっと使っているらしい。本人もこだわりがあるという自覚はあるとのこと。

外で遊ぶより、家の中でYouTubeとかをみてる方が好き。

再び、精神科の先生の話。

物事の捉え方に偏りがあるので、生きづらさがある。

少数派の考えなので、多数派の考えを身につける必要がある。他の人と同じ方法では難しいことがおおいので、違う方法を探す。苦手なところを手伝い、無理をさせない。自信をなくさせないようにする。自信のないところを取り除く。負荷がかからないようにする。

話してもらわないとわからないことが多いが本人に伝える力がない。結局、不登校の原因は分かっていないとのこと。それは仕方ないかなと思う。わかっていれば方法を考えてるもんな。

このあとは私にこれまでの話の中で質問は他のことだったので、最初に結局娘は何なのかという怖いことを聞いてしまった。

自閉症スペクトラム。

言語性ディスレクシアもあるとのこと。

よく聞く病名。というか個性。検査をしたからついてるだけ。と思いたい。

空気を読んだり、コミニュケーションが苦手。実際に経験していないことを直感的に処理するのが苦手。切り替えや終了が苦手らしい。これから私も勉強しないと。

本人が困難に遭遇した時、原因の追求をしないといけない。わかれば軽くする方法を考えて手助けをすると言われたが、一番難しい・・・。

無理をさせず、休憩が大事なこと。

そして、長く続けられる方法を見つける。

学校も無理はさせない。行かない日は何か夢中になれるものを探してしてもらう。その何かを見つけないといけない。課題が多い。

次に学校の先生から。

特になかったのだが、ソーシャルワーカーから、本人が教室ではなく、これまで使っていた部屋に通学したいと言っている。ただ、算数だけは教室に見に行ってもいいと言っているとのこと。少し嬉しい。

一学期はボチボチ。二学期からボリュームを増やせればとのことだった。中学校が迫っているので、そこを見据えながら、今のうちに学校での過ごし方をやってみることに。

次は試験登校の話になった。

みんなと一緒の時間に登校は嫌だということで、9時くらいに行くこと。初日は雰囲気を思い出すために、2時間ほど登校。通級の教室にも顔を出してみて、学校での居場所の一つにならないかを試すらしい。算数はちょうど時間が合えば覗きに行くことに。

二日目はまた9時に登校し、午前中を目処に給食の前に帰ることに。教室の後ろで授業を聞くことができそうなら、行ってみる。難しいならリモートとのことだった。

あとは退院後の通院について。

夏休みの前に二回ほどきてもらいたいとのこと。学校で困っていることがあれば、それを家庭、病院、学校で話をして、解決策を考えるとのこと。場合によっては薬物療法もあるとのことで、そこは避けたいのが本音。

基本的に月一で通院してほしいとのことだった。

退院させても問題ないかと質問したところ、問題ないとのことだった。よかった。

本人の特性がわかったところで、あとはどういう方法がいいかを考えて試していくしかないとのことだった。これからだなぁというところ。

私も勉強していくしかない。かわいい娘のためだもの。

最後に娘も入って、試験外泊、試験登校の話と退院日の確認。一旦終了したが、自閉症スペクトラムについて、精神科の先生と話をしたため、娘とはゆっくり話すことはなく終わってしまった。そこが少し残念だった。

終わったら高速でトンボ帰り。

次は小学校での息子の通級の先生との話。

担任の先生も入って3人。

普段の生活で気になるところの話や、気づいたことなどを先生から聞く。前より良くなったところがあり嬉しい。自分で宿題をする様になったとかなんだけど。

息子は知能と学力に差があること。私に対する暴力が問題。学校では、友達と仲良くしているのが救い。勉強は好きではないが、友達と楽しくやっているのが安心する。外では問題ないが、暴力が続くのは困る。7月9日に受診することになったので、娘同様対応方法が見えてくるかも。息子も多分凸凹なんだろうなぁと思う。把握しておくとムダに叱る必要もなくなるだろうし、接し方が変わって、いい方向に向かうかもしれないので、やってみるしかない。病名がつくのは嫌だけど。

間に娘も通級を覗いてみることになったので、娘の病名を伝え、少し話もした。

学校の先生方にはお世話になりっぱなし。

今日のアイキャッチは、娘が作ったもの。