思春期病棟の秘密 3

前に病棟内の一週間について話をしていたが、実際どんな感じの活動をしているのか娘が話してくれた。私が聞いた?

朝は6時40分起床だが、食事は8時。安静時間が8時30分から45分間。そのあと朝の集い。

起床時間に起きなくても特に問題はなかったよう。食事の時間になっても起きていない場合は看護師が起こしにくると言っていた。娘も何回か起こされているらしい。

食事は、朝はご飯かパンが選べたそう。

お昼や夜もたまにAとBがあり、二週間ほど前に献立をみて選ぶことができるらしい。

食事はそこは普通だったよう。お誕生日の人にはケーキがつくそう。また、こどもの日は、パスタとブラマンジェが出たということで、少し豪華だったよう。

朝の集いだが、認知作業トレーニングとかリラクゼーションは何をしていたかあやしい。単に雑談とかだったのかな。ラジオ体操はラジオ体操していたようだが、他は娘は特に何もなかったと言っている。

病棟内には、リーダーがいるらしい。朝の集いリーダー、お掃除リーダー、ブックマスター。朝の集いリーダーは朝の集いの司会。お掃除リーダーは主にお風呂掃除のチェック。ブックマスターは図書館の管理らしい。責任レベル2の人がするようなことを言っていた。娘はラッキーなことにまわってこなかったと言っていた。

P-Sミーティングって結局なんだろうと聞いたところ、責任レベルをあげていいかどうかとかを話し合う場らしい。10人くらいが集まる。看護師さんが別に2人。一週間かわかんないけど、一定の期間内で、それぞれ自分がどうだったかを話し、それに対して他の人がこう思ったとかを話をする。そして、本人が責任レベルをあげて欲しいと言ったら、他の人がそれに対して、賛成か反対かわからないか挙手するとのこと。責任レベルを上げるかどうかの最終判断は精神科医がするようだけど、そういう話をしていたらしい。

その責任レベルだが、前に1ーAとか、 1ーB、2の3つ言っていたが、1ーAにもさらに細かい区分があるとのことだった。多分これが隔離室、準隔離室に関係するんだろうなぁ。STEP 1からSTEP6まであるそう。

知らない世界。

月曜は学習支援とコミュニティミーティング。コミュニティミーティングは、病棟を良くするために、みんなで話し合いをする場と娘が教えてくれた。臨床心理士が入る。多分、みんなの様子を見てるんだろうなぁ。病棟を良くするためというのも事実だろうが、併せて個人の症状の把握というところだろう。

思春期プログラムの運動は、バドミントンとかやってたよう。作業療法は、レジンやプラバンとか。作業療法士が一緒に作ったりしていたそう。

そして、衝撃の事実が。PS4やSwitchがあったらしい。作業療法でスマッシュブラザーズをやっていたらしい。特にコロナがひどくなって、運動ができなくなってから、ゲームの時間が増えたらしい。ゲーム依存症の人でもできたそうだ。驚き。

そしてガンプラもあって作ることができたそう。これも作業療法。私もしたかった〜。ってこれも驚き。臨床心理士が楽しいよと言っていた意味が少しわかるような。そして、楽しかったと娘が話してくれた。でも、やっぱり自由がきかないからイヤだよな。

思春期病棟の秘密

思春期病棟の秘密2