発達性ディスレクシア?

先日の面談の際、娘はディスレクシアか?と精神科の先生に聞いた。自閉症スペクトラムに、言語性ディスレクシアがあると聞こえたけど、言語性というか発達性の聞き間違いなのかと思う。発達性ディスレクシア。

というわけで、今回はディスレクシアについて。

前からディスレクシアは知っていた。息子が特にしゃべりの割に字をあまり書かないから。そして、息子も娘も字を書くのが遅いから。私が字を書くのが早いというのもあるのだが、二人ともとにかく書くのが遅い。漢字が苦手。ちょっと違和感を覚えていたので、ネットで調べていたら出てきたのがコレ。と言っても素人判断なので、違うと思いたかった。

でも、違和感は当たっていたらしい。

何か違うと感じたら、やはり疑うべきだったのだ。

ディスレクシアは、文字の読み書きに限定した困難さをもつ疾患。知的能力の低さや勉強不足が原因ではなく、脳機能の発達に問題があるそう。そのため発達障害の学習障害に位置づけられている。読字に困難があると当然ながら書字にも困難があるので、発達性読み書き障害と呼ばれることもあるらしい。

早い段階でわかれば周りのサポートでやっていけるらしい。

自閉症スペクトラムも、ディスレクシアも気付いてあげるのが遅かったのかと思ってしまう。

早ければ不登校にならなかったのではと。

娘はそんなに成績が悪くなかったので、まさかというのが正直なところ。人間関係に疲れたんだなと単に思っていた。しかし、実際のところは、自閉症スペクトラムとディスレクシアが重なり、コミュニケーションがとれない、国語などが理解しにくいというのがあって不登校になったのではないか。

本人はまだ病名を知らない。自分で徐々に疑って、自分は人と何か違うと思うようになった時に伝えましょうという話だった。そして、それを受け入れるのにまた時間が必要かもしれないとのことだった。

入院する子もいるらしい。自閉症スペクトラムを受け入れるために。それもまた辛いなと思う。もうこういう入院は懲り懲り。娘も絶対にイヤだろう。どんなのかわかっているのだから。入院すると言った時はいつでも退院できる任意入院に絶対する。好きな時に退院できないのはやはり怖い。

とはいえまだこれから退院。学校も無理をさせず、得意なことを伸ばして、苦手なことに対して、どう対処していくかトライアンドエラーを繰り返していくしかない。他の人と少し違う考え方を持っているという生きづらさを少し和らげられるように。

 

アイキャッチは紫陽花。あと少しで咲きそう。