薬剤性間質性肺炎

父が明日から入院する。

本人もまさかと思っていて、嫌がっているが仕方ない。

間質性肺炎の進行が速く、進行を遅くする薬を投与するらしい。

もしかしたら、酸素吸入を常時しないといけないかという説明を受けてきていた。酸素吸入。うーん。

間質性肺炎は私が付き合っていた彼氏もこれで亡くなっている。膠原病からの間質性肺炎だった。進行が相当速く、半年ももたなかった。もう20年ほど前の話。

その時少し調べたので間質性肺炎が治らないことは知っていた。

父が間質性肺炎だというのを知ったのはまだ二年ほど前かも。前からだったのかもしれないが、他にも高血圧、糖尿病、心臓病、鬱などたくさん病気になっていて、把握できていなかった。

薬は1日30錠くらい飲んでいる。決まった薬をだ。

それ以外に頭が痛ければ痛み止め。風邪をひけば風邪薬と色々飲む。風邪薬なんか気休めなのになと思うけど。

この薬の飲み過ぎがもしかしたら原因かもしれない。母の友人の話からそう思われる。

母の友人は肺がんで手術をしていたらしい。その話から肺の話になり、間質性肺炎は薬剤性もあるらしいとのことだった。母の友人の娘さんは私と同級生であり、医療関係者なので、当たってるかも。

ネットで検索してもこういう薬が薬剤性間質性肺炎になるということで、一覧表があった。父が飲んでいる薬の名前がいくつか記載されていた。

父はなんでも薬で解決していたので、飲み過ぎだと心配していたが、飲ませないと「俺を殺す気か」と言うので、母と諦めていた。

しかし、四年ほど前にてんかんになり、また間質性肺炎の悪化。やはり薬の飲み過ぎではないか。

てんかんも薬をたくさん飲んでいる人はなりやすいかもとケアマネージャーをしていた叔母が言っていた。そして今回間質性肺炎の悪化。間質性肺炎も原因不明が大半だが、薬剤性間質性肺炎はあるので、当たっていそう。今更だけど。

薬は必要だけど、なんでもかんでも薬に頼るのはやはり危険かもと改めて思った。

 



日常

Posted by Bon appetit